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犬☆猫 時々 おとん

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2012年 08月 14日

るるるるる♪ ニャーニャーニャ♪

あのグレーの猫の不妊手術をした時 先生やスタッフに言われた言葉。
「この子 いい子だよぉ。 放しちゃうの?」

心の中では「これ以上はムリ・・。」と思っていたし おじさんとの衝突にも
ほとほとイヤになっていたので こんな事になるとは考えてはいませんでしたよ。
世界中の猫好きさん みんなが思ってると思う。
事情が許し 経済力さえあれば あの子もこの子もその子もぜーんぶ 家に・・。って
それができない事情は人それぞれだけど ムリなものなムリ。
それでも せつない胸の内を抱えながら外で暮らす猫のお世話を続けている人達は
たくさんいる。
みんな苦しい思いを隠しつつ 自分とも戦っているのだと思う。

お隣のブルジョアさんの敷地内でどうにか暮らしているらしいあの子は ゴハンを
もらうためにそーーーっと おばさんちの庭に入って来る。
だけどこの子 あんまり用心深いのでお皿を置いたからと言って すぐには近づかない。
警戒し過ぎて 様子を見計らっている間に 近所の飼い猫さんがご相伴にあずかる・・
なんてのも しょっちゅうでした。
トホホな子でした。(>_<)

暮らしているのはお隣の広い敷地内。
ゴハンは おばさんち。
雨風も防げるし 取りあえず 平穏な暮らしをしてるようだから これ以上
突き詰めて考えるのはよそう・・。
今のあの子は気持ち良さそうにお昼寝してる姿が確認でき ゴハンも食べれてる。
不妊もしてあるから 猫が増えるわけではないし これで見守るしかない。

そう思っていたのですが・・

ある時 その広い敷地と頑丈な建物を持つブルジョア邸に不穏な動き。
なにやら測量が始まったみたいだ。
とうとう 売り払うつもりか? 不安だ。
いつまでも 安息の場所ではなくなるのだろうか。

またこの子は安息の場所を求めて さ迷うのでしょうか・・。

ちょうど この頃 なにかしらおばさんも感じるものがあり この子に声掛けを
し始めたところでした。
おばさんの声が美声でないのが ダメなんかいっ?
マッハで逃げる。 (ー_ー)!!
それでも 毎回声を掛けてみたり 唇を鳴らしたり してました。

その内 呼ぶと逃げていたのが 逃げずに止まり 警戒した顔つきでじっと見るように
なり それから 少し近づいてみたり そして とうとう 窓ガラスを開けたまま
ゴハンを置き 呼んでみると ジワジワ寄って来るように。
それでも まだ 信用しきれないのか ある一定の距離まで近づき じーーーっと見る。
そんな事が続いたある日 同じように呼ぶと これまで聞いた事のない声を出した。

ニャーニャーニャー

思わずおばさんも るるるるる~♪ (なんでか自分でもわからんのですが)

ニャーニャーニャー

るるるるる~♪

ニャーニャーニャー (繰り返し)

そして ニャーニャー言いながら 近づいて来た。
そしておばさんの目の前でゴハンを食べた。

意を決して ゴハンを食べるグレーの子の背中にそーっと触れてみた。
ビクッ としたけど ゴハン食べ続行してます。

これまでの半年間 この子は声などあげた事はなかったのだ。
声を出すという事は 嬉しい事だけど 余計に心配になった。
人馴れしちゃって いいのだろうか?
外で暮らす子が下手に人馴れして いいのだろうか?




話は変わって おばさんの誕生日は8月です。
おじさんと結婚して25年以上 誕生日に「くれーっ! くれーっ!」と喚き続け
やっとここ数年 もらえるようになった おばさんの欲しかった誕生プレゼント。


るるるるる♪ ニャーニャーニャ♪_c0139488_14444416.jpg


おばさん 白いバラが大好きなんでありますよ。 へへへ 

そして 娘にはホームセンターでねだって これを買ってもらった。


るるるるる♪ ニャーニャーニャ♪_c0139488_14451483.jpg


いつか役に立つはずと わんこ用ゲージとソフトゲージ。

          そして 自分自身で自分にと 三段ゲージも発注していた。


この時 明確にこれを使う予定があったわけではないし あの子を保護しようと
決意してたわけでもないのです。
ただ ノラくんにしても あの子にしても なにか差し迫った事情があった時にという
漠然とした理由で揃えていたのです。


こういうのって 見えない引き寄せられるご縁で行動に走らせたのでしょうかね。


夕方 ゴハンを食べに来たグレーの子。
いつものように声を掛け 「るるるるる~♪」 「ニャ~ン」を繰り返し
目の前で食べてるこの子をそーーーっと抱き上げた。
ぶら~ん 大人しく 静かに ぶら下がるあの子。

明確に保護しようと思ったのではないと思う。
なんだかわからないうちに 抱き上げてしまったのだ。

シャーっ! 目が合った瞬間 ご挨拶してくれた。(^_^;)
そのまま キャリーに突っ込んじゃった!




そして 気づいた。



どーすんの??? あれまっ! あんた なにしてんの??? 
我ながら コントだ。

自分の行動に驚きながら 心臓はバクバクバクしてる。




この日は とりあえず 以前もらっておいたフロントライン猫用をポトっ。
そして 買ってもらった犬ゲージに。

犬用ゲージに猫は どー考えてもバカな行為だ。
天井がネットを被せてあるだけだから そりゃ 抜け出すよね。(^_^;)
どこへ隠れたのぉ?と探し回るおばさん。
 
そんなバタバタがまたまた 始まった。 (^_^;)

2009年 8月 15日   夕方17時過ぎのことでした。(グレーの子保護)
ちょうど おじさんはまだ出かけて戻ってはいない間の出来事です。

by humeume | 2012-08-14 14:46 | 恋するおばさん


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